待機電力

ご家庭の電力消費で意外に割合の多いのが待機電力だということをご存知でしたか。実に全体の電力消費量の6%をしめているそうです。

たったの6%と思われるかもしれませんがちりも積もればというものです。

 

フルオート給湯器など便利な機能のついた給湯器は増えていますが便利さと比例するかのように待機電力を消費する機器が増えています。

 

待機電力はその機器を使っていない時でもコンセントにつないでいることによって消費してしまう電力のことです。

給湯器はリモコンを使っていますのでリモコンに表示が現れているだけで電力を消費してしまっているのです。

電気代を節約しようと思ったら使用していないときは電源をオフにしたり、コンセントを抜くようにしないといけません。

ただし、コンセントの抜き差しをあまりに頻繁に、雑に行っているとコンセントの配線が傷んでしまうこともあるので注意が必要です。

 

家庭での待機電力消費量が年間約4734kWhと言われています。それに対してガス給湯器や風呂釜の占める待機電力消費量は年間約49.2 kWhです。料金だと約1100円だそうです。

 

最近はこの問題を解消するために長時間使用しないときには自動的にオフになる仕様のものもでているそうです。しかし、給湯器を長時間使用しないことはめったにないとおもいます。

消費電力を減らそうと思ったらやはり自分でこまめにスイッチをきったりコンセントを抜いたりするしかなさそうです。